牛乳 | 放射能汚染食品
「牛乳」の放射能汚染について紹介しています。
福島第一原発の事故直後は、福島県はもちろん、 南の関東、北は岩手県までの牛乳から高いレベルの放射能が検出されています。
2012年以降、牛乳から放射能はほとんど検出されなくなりました。
牛乳から放射能がほとんど検出されなくなった理由として、 乳牛のエサがほとんど輸入物だからです。
なので、今後も牛乳の放射能が基準の50ベクレルを超えることは考えにくいと思われ、 牛乳全体としては安全なレベルになってきています。
しかし、厚生労働者の検査結果を見ると、まれにだが1kg当たり5ベクレル程度の 放射性セシウムが牛乳から検出されています。
それでも、問題が残るのは福島県産の牛乳で、トリチウム(三重水素)汚染は否定できません。
福島県産の牛乳を、2012年年6月から学校給食で出されている東京都世田谷区や府中市は、 こどもの安全を軽視しすぎていると思います。
汚染水の蒸発処理をやめ、爆発した原発がシェルターで覆われるまでリチウムは出続け、 完全に消えてなくなるのは120年後なのですから。
安全な牛乳の選び方
それでも、牛乳が飲みたい場合どうすればよいのでしょう。
メーカー別でみると福島県産の牛乳を使用しているのは
- 小岩井乳業:使用している
- 雪印乳業:富里工場のメグミルク
- 明治乳業:工場停止によって使用停止
- 森永乳業:工場停止によって使用停止
- 協同乳業:使用していない
と雪印乳業と小岩井乳業は気を付ける必要があると思われます。
なお、放射能(セシウムや要素131)汚染が検出されていない牛乳としては
- 青い国しこく牛乳
- 淡路島牛乳
- 木次パスチャライズ牛乳
- 信州八ヶ岳野辺山高原3.6牛乳
- らくのうマザーズ大阿蘇牛乳
などです。
妊婦さんだけは上記の放射能(セシウムや要素131)汚染が検出されていない牛乳を選ぶことをお勧めします。