天然ブリ | 放射能汚染食品

天然ブリ」の放射能汚染について紹介しています。

天然のブリは季節によって生息域を変える回遊魚です。

天然のブリは夏は北の海域で過ごし、冬は南下して暖かい海域で過ごします。

2011年9月、岩手県宮古市沖で獲れたブリから105ベクレル/kgの高い放射性セシウムが検出されています。

※この検査の値は、福島原発事故前に北海道で獲れたブリ(0.19ベクトル/kg)の500倍もの値です。

やはり太平洋で獲れた天然のブリは危険で、食べるのを避けた方が良いと思われます。

太平洋の天然ブリの安全性は、 今後の太平洋産天然ブリの放射性セシウムデータを見ながら判断していくことになります。


安全な天然ブリの選び方

それでも、天然ブリが食べたい場合どうすればよいのでしょうか。

大変洋側と日本海側の天然ブリは、回遊ルートが異なっているます。 なので、天然ブリを選ぶ際の目安にできます。

日本海側で獲れる天然ブリは、東シナ海から日本海を北上し、 北海道沖まで行くルートを回遊しています。

夏を北海道沖で過ごし、冬になると南下して東シナ海へ回遊していきます。

なので、日本海と瀬戸内海の天然ブリは放射能の心配はほとんどないと思われます。

なお、ブリの稚魚を養殖したものを、市場ではハマチ言います。 なので、スーパーやデパートで売られているハマチは、ほぼすべてが養殖のブリということになります。

ブリ流通量の三分の二は暖かい海で行われている養殖です。 ブリの養殖の産地順位は鹿児島県、続いて、愛媛県、大分県、長崎県、宮崎県で多くブリが養殖されています。 この辺りの放射能汚染は低いので、放射能の心配は少ないと思われます。



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