アジ | 放射能汚染食品
「アジ」の放射能汚染について紹介しています。
アジは回遊魚ですが、遠くまで回遊していない魚です。
したがって、漁場の近海、つまり水揚げされた漁港の近くで生息するアジが多いです。
2011年9月に千葉県銚子漁港で水揚げされた真アジから26ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されています。
回遊しているアジは、大量に採れる時期を目安に旬を考えると、 九州が3月頃、駿河湾沖は4月、房総沖は5月です。
9月の三陸沖のアジは脂がのっていて美味しいです。
しかし、この時期の三陸沖で獲れたアジは放射能汚染されている危険性が高いです。 なので、秋に出回るアジは水揚げ港に注意する必要があります。
安全なアジの選び方
それでも、安全なアジが食べたい場合どうすればよいのでしょう。
やはり太平洋側のアジは避ける方が良さそうです。
日本では、流通量の3%ほどは脂ののった養殖物です。
この3%のアジをあえて選ぶ様なことをしないで、獲れた産地を見て、天然物のアジを選ぶ方が良さそうです。
ただ、日本のアジ漁獲量の半分は鳥取県と長崎県、島根県産のアジです。
なので、放射能に汚染が比較的少ない日本海側の安全なアジを選ぶことは容易にできそうです。