海苔・昆布・わかめ | 放射能汚染食品
「海苔・昆布・わかめ」の放射能汚染について紹介しています。
海苔・昆布・わかめなど海藻類はカルシウムが豊富なので、 危険性の高いストロンチウム90も取り込んでいます。
しかし、その検査結果がほとんど公表されていないません。
海苔の主産地は、九州有明海や瀬戸内海が主ですが、宮城県や千葉県でも海苔は生産されています。
2011年年2月に東京湾で採れた海苔から25ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されています。
2012年7月には文部科学省が、ストロンチウム90が、 栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県にも降ったことを公表しています。
これが東京湾に流れ出てくるから、東京湾で養殖された海苔に含まれるようになるのは避けられないでしょう。
子どもや妊婦は、江戸前海苔を食べない方が良いでしょう。
2011年8月に福島県いわき市で採れた昆布から113ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されています。
2011年7月の福島県いわき市のわかめからは、58ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されています。
わかめの生産量が全国の80%を占める宮城県産・岩手県産わかめの放射能データは、 宮城県産も岩手県産のわかめからはどれも放射能は不検出となっています。
しかし、放射能が不検出の理由として、検査精度が低いと思われています。
なので、宮城県産と岩手県産のわかめはまだ放射能汚染は大丈夫とは言い切れません。
安全な海苔・昆布・わかめの選び方
それでも、海苔・昆布・わかめが食べたい場合どうすればよいのでしょう。
海苔は主産地である九州有明海や瀬戸内海産の海苔を選びましょう。
昆布に関しては、青森県の昆布から放射能は検出されていないので、 安心できるものを選ぶのは、今のところは青森より北の昆布を選びましょう。
ただ、昆布の国内生産の95%が北海道産だから、昆布に関しては容易に見つけられるでしょう。
わかめに関しては、福島県に近い宮城県産わかめを避けましょう。
わかめは青森県から北か、東海から南のわかめを選ぶのが良いと思います。
中国や韓国からも輸入されているので、輸入ワカメを利用するのも放射能の危険性が低いと思われます。
現在、北太平洋でない海域で獲れた海苔・昆布・わかめを選ぶしかありません。