白菜 | 放射能汚染食品

白菜」の放射能汚染について紹介しています。

白菜は、放射能セシウムより放射性ストロンチウムの吸収が高い野菜です。 放射性ストロンチウムとは、ウランが核分裂する時にできる放射性物質です。

ストロンチウムはカルシウムに似ていて、 いったん摂取すると骨に留まって人体に有害な放射線を出し続けます。

骨は人間の血液を作っている大事な部位であり、 ストロンチウムに被曝されることで、 血液のがんである白血病や骨自身のがんを引き起こすとされます。

また、ストロンチウムは、骨に集中して蓄積され、 体内では半減期までおよそ50年を要します。

2013年10月に白菜の放射能汚染を検査した結果 セシウム134の測定下限値が1.1ベクレル/kg。 セシウム137の測定下限値が0.9ベクレル/kg。 合算で2.0ベクレルの測定下限値で「不検出」という結果になっています。

なので現在、茨城県産の白菜は出荷制限が解除されています。

しかし、茨城県産の白菜の放射性ストロンチウムの検査結果を見てみると 0.15ベクレル/kgになっています。

白菜の他にも放射性ストロンチウムの吸収が高い野菜として、 キャベツ、ほうれん草、大根などがあげられます。


安全な白菜の選び方

それでも、白菜が食べたい場合どうすればよいのでしょう。

やはり産地を限定する必要があります。

現在、日本で採れる野菜で今一番安全なのは九州産の野菜です。 万全を期すならば、なるべく西日本で採れた野菜を選んだ方が良いでしょう。

また、白菜の葉や茎に黒い斑点が付いているのは避け、 しっかりと葉が巻いている、ずっしりとした白菜を選びましょう。

半分に切っている場合は、真ん中の芯が盛り上がっているものは、 切ってから時間がたった証拠なので避けた方が良いでしょう。



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