豚肉 | 放射能汚染食品
「豚肉」の放射能汚染について紹介しています。
2012年7月熊本県は福島県伊達郡川俣町産の豚から放射性セシウムが検出されたことを発表しています。
つまり、これは福島避難区域の豚が「他県産」化けて全国に出荷されているということになります。
報道によれば「これまで緊急時避難準備区域と計画的避難区域から約1万頭が県外へと移動しています。
出荷された地域としては、主に長野県や群馬県、新潟県、熊本県などとされています。
福島県の放射能汚染が高い豚が県外へ移動し、他県産になれるのは豚には個体識別番号がないからです。
牛と異なり、豚には固体識別番号がはありません。なので、出荷地が生産地になるのです。
つまり、移送された豚は「福島県産」とはならず、食肉として出荷された地域からの「他県産」になるということです。
安全な豚肉の選び方
それでも、豚肉が食べたい場合どうすればよいのでしょう。
豚は雑食のため主に配合飼料(とうもろこし、麦類、大豆粕)などが中心です。
これは放射能汚染が高いと思われる飼料(乾草、稲わら)などを食べる牛とは異なり、豚肉は牛肉に比べ放射能汚染は低いです。
しかし、配合飼料内には魚粉や脱脂粉乳が含まれているため、完全に放射能汚染を排除することはほぼ不可能です。
なので、豚肉を選ぶ際は熊本県産を除く九州産、沖縄産の黒豚と米国産の豚肉を選ぶことが放射能汚染の危険性が低いと思われます。