キャベツ | 放射能汚染食品

キャベツ」の放射能汚染について紹介しています。

キャベツは、放射能セシウムより放射性ストロンチウムの吸収が高い野菜です。 放射性ストロンチウムとは、ウランが核分裂する時にできる放射性物質です。

ストロンチウムはカルシウムに似ていて、 いったん摂取すると骨に留まって人体に有害な放射線を出し続けます。

骨は人間の血液を作っている大事な部位であり、 ストロンチウムに被曝されることで、 血液のがんである白血病や骨自身のがんを引き起こすとされます。

また、ストロンチウムは、骨に集中して蓄積され、 体内では半減期までおよそ50年を要します。

2013年11月に、福島県産のキャベツ放射能汚染を検査した結果、 セシウム134の測定下限値が6.61ベクレル/kg。 セシウム137の測定下限値が7.37ベクレル/kg。 合算で13ベクレルという結果になっています。

その中で、キャベツのストロンチウム汚染を検査した結果、 ストロンチウム90は0.11ベクレル/kgという検査結果が出ています。。 このストロンチウム90が0.11ベクレル/kgという検査結果は、白菜の0.15ベクレル/kgに次いで高い値です。

なので現在でも、三陸地方のキャベツは放射能に汚染されている可能性が高いと思われます。

キャベツの他にも放射性ストロンチウムの吸収が高い野菜として、 白菜、大根、ほうれん草などがあげられます。


安全なキャベツの選び方

それでも、キャベツが食べたい場合どうすればよいのでしょう。

やはり産地を限定する必要があります。

現在、日本で採れる野菜で今一番安全なのは九州産の野菜です。 万全を期すならば、なるべく西日本で採れた野菜やキャベツを選んだ方が良いでしょう。

また、ストロンチウムの吸収が高いキャベツからストロンチウムを除去するには、 キャベツを酢に漬けることで、ストロンチウムの30%から60%程度を除去できるというデータもあります。



放射能-肉類・乳製品-

牛肉
豚肉
鶏肉
牛乳
ヨーグルト