麦茶 | 放射能汚染食品
「麦茶」の放射能汚染について紹介しています。
麦茶の原料は六条大麦です。六条大麦の生産量が多い県は、福井県、富山県、栃木県、茨城県、宮城県、石川県、新潟県の各県です。
2011年に収穫した六条大麦は、栃木県産で1kg当たり89ベクレル、 茨城県産で340ベクレルの検査結果が発表されました。
麦茶は、抽出液でなく、麦の線量が100ベクレルを超えると違反になります。
放射線量基準を超えた麦茶は、市場に流通されません。
全国麦茶工業協同組合による国産麦茶の検査では、2011年産から68ベクレル検出されています。
2012年茨城県産大麦を使用した麦茶を検査してみたところ17ベクレルという結果がでています。
茨城県と栃木県のシェアは、国産原料を用いている麦茶の3割で、これらには10ベクレル/kgを超える放射能が含まれていることが多いと思われます。
安全な麦茶の選び方
それでも、麦茶が飲みたい場合どうすればよいのでしょう。
伊藤園は、国産とカナダ産を原料にしていましたが、震災後は、原料麦をカナダ産だけ にしている様です。カナダ産の麦なら農薬の心配もないから、安全だと思われます。
子どもは麦茶好きですよね。夏は麦茶の消費量が一気にあがります。 安心して麦茶を飲むことすらできないことが悲しいです。