大根 | 放射能汚染食品

大根」の放射能汚染について紹介しています。

大根は、放射能セシウムより放射性ストロンチウムの吸収が高い野菜です。 放射性ストロンチウムとは、ウランが核分裂する時にできる放射性物質です。

ストロンチウムはカルシウムに似ていて、 いったん摂取すると骨に留まって人体に有害な放射線を出し続けます。

骨は人間の血液を作っている大事な部位であり、 ストロンチウムに被曝されることで、 血液のがんである白血病や骨自身のがんを引き起こすとされます。

また、ストロンチウムは、骨に集中して蓄積され、 体内では半減期までおよそ50年を要します。

2013年09月に大根の放射能汚染を検査した結果 宮城県産の大根から、 セシウム134の測定下限値が4.78ベクレル/kg。 セシウム137の測定下限値が7.41ベクレル/kg。 合算で12ベクレルという結果になっています。

福島県産の大根放射能汚染を検査した結果、 セシウム134の測定下限値が5.8ベクレル/kg。 セシウム137の測定下限値が8.9ベクレル/kg。 合算で13ベクレルという結果になっています。

なので現在でも、三陸地方の大根は放射能に汚染されている可能性が高いと思われます。

大根の他にも放射性ストロンチウムの吸収が高い野菜として、 白菜、キャベツ、ほうれん草などがあげられます。


安全な大根の選び方

それでも、大根が食べたい場合どうすればよいのでしょう。

やはり産地を限定する必要があります。

現在、日本で採れる野菜で今一番安全なのは 九州産の野菜 です。 万全を期すならば、なるべく西日本で採れた野菜や大根を選んだ方が良いでしょう。

また、放射能汚染物質は大根の表面に多く含まれています。 なので、大根の皮を厚めに剥くことで、放射能汚染物質の6割以上を除去できるというデータもあります。



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